世界のトップリーダーや海外セレブはなぜ「睡眠」を大事にするのか?

2018/09/21

世界一睡眠不足で夜型な日本人

世界100か国を8000人を対象に【睡眠時間】についての調査が行われました。

日本が最下位の7時間24分と最も短く、オランダの8時間12分が最も長い結果が出たようです。

皆さんは1日の睡眠はどれくらいですか?

睡眠の長さには個人差があります。

5時間でも十分という人もいれば、10時間は寝たい人もいてまちまちです。

カリフォルニア大学で、睡眠時間と死亡リスクを分析した結果、死にいたるリスクが最も低かったのは睡眠時間が7時間のグループという事が分かりました。

意外なことに、これよりも睡眠時間が短いグループと長いグループがリスクが増し、中でも10時間以上のリスクが最大で、7時間に比べて約1.4倍の結果がでたようです。

ただし、睡眠の長短だけで眠りの質が決まるわけではなく、スタンフォード大学医学部睡眠・生体リズム研究所客員講師の西多さんも以下のように言っています。

「大切なのは長さよりも質。睡眠時間は7~8時間が理想と唱える説もありますが、長さは個人差がある。短い時間でも十分な人もいれば、長く寝たのにぼーっとして気だるい、日中あくびが絶えないといったことがあれば、眠りが浅い証拠。睡眠の質を高める必要があるでしょう」


ビルゲイツも質の良い睡眠を重視

ビジネスの世界でも、仕事のパフォーマンスを高めるには、眠りを充実させる事は、世界のトップリーダーや海外セレブにとっては常識です。

アマゾンの創始者ジェフ・ベゾス、マイクロソフトの元CEO、ビル・ゲイツなど、成功を収めた人たちは揃って、睡眠の大切さを語っています。

若い頃とは違い、年齢を重ねたら、やはり睡眠の取り方が仕事のパフォーマンスを左右することになります。

西多さん曰く「睡眠が足りないと血流が悪くなり、脳の栄養となるブドウ糖の代謝も落ちます。それにより、記憶を司る脳の働きが低下してしまう。慢性的な睡眠不足の場合はもちろん、一晩寝なかっただけでも脳に悪影響が出ることがわかっています」

記憶力と判断力は、どちらも仕事には欠かせません。睡眠を十分に取ればそうしたミスを防げて、頭も冴えます。

それだけでく、脳のワーキングメモリーまでダメージを受けることもわかっているようです。

記憶については、脳の処理が睡眠中に行われるとも言われています。たとえば、英会話を勉強中の人なら英単語を夜に覚えてよく寝たほうが、身につきやすいと良く言うのはそのためです。

西多さんも「仕事でも斬新なアイデアが欲しいときも、徹夜で頭をひねるより睡眠を取るほうが有効だ」言っています。

そういった理由から世界のトップリーダーやセレブも睡眠を大切にしているのですね。

ちなみに世界のトップリーダーと言えば、アメリカ大統領選で熱戦中のトランプVSクリントン!

余談ですが、二人の娘のマンションはニューヨークのマンハッタンにあり良く比較されています。

ヒラリークリントンの娘の寝室は、白を基調に海外セレブの間で人気のタープカラーの掛け布団カバーをコーディネート。


トランプの娘イヴァンカも白を基調に、飾り枕とスローをワンポイントコーディネート。


話を元にもどして・・・

質の良い睡眠をとるには

さて良質の眠りを得るための具体策として、朝日を浴びる事です。朝の光を浴びておくと、夜になって入眠を促すメラトニンの生成が増えて、寝つきやすくなるそうです。

朝とは反対に、寝る前に蛍光灯のような強い光を浴びるのは禁物で、脳が覚醒して寝つきが悪くなりやすく、スマホやパソコンも就寝前に見るのは避けたほうがいいそうです。

さらに、寝るスペースの環境を整えることも良質の睡眠には不可欠です。

ベッドのや枕などが変わって眠れなくなる方は良くいます。自分に合うものを選べば眠りの質は確実に向上します。

これからの季節、暑くて寝苦しい夜が増えますが、身体に優しいエアコンを購入されても良いですし、質の良い寝具を買いかえるのも良いですね!


良質の睡眠にはそれなりの投資が必要です。

西多さんは「飽きて使わなくなるような健康器具を買うよりも、よっぽど堅実で収益性の高い投資だと思いますね」と言っています。

眠りは本来個性なので、皆様が試行錯誤して自分の眠りを見つけて、大切にしていくべきですね!

リネンカンパニーでは、お使いになられている寝具や睡眠に関するお悩みから、あなたに合った寝具をアドバイスさせて頂きます。

Q:寝汗を沢山かくので、今からの季節大変です。寝具で改善できますか?

A:季節によって洋服にも衣替えがあるように、寝具にも衣替えがあります。

季節によって寝具を変えるだけで、随分寝心地が変わります。

寝具にお悩みのかたは是非こちらへ